気になるあの子のことだから、相手に全力投球する余り、重い男になっていた…。というのはよくある話。悪気なく行っている些細な行動が相手にとっては「重い」と捉えられてしまうと考えると、その境界線は紙一重なのでしょう。今回は、そんな重い男にはならないために、重いと捉えられる行動をご紹介。少し愛情表現を変えるだけで、彼女といい関係が築けるので、今まで「重い!」と振られてしまったことがある男性は特に、自分が何個の項目に当てはまっているかチェックしながらみていきましょう。
彼女や気になる人とは常に連絡をとっていたい…!と思ってしまうという方、相手も同じ気持ちかどうかを一度振り返ってみてもいいかもしれません。もちろん、女の子でもマメに連絡を取り合いたい女の子もいるので、その場合むしろ連絡をこまめに返す方が正解ですが、必ずしも連絡がマメでない女の子もいます。特に注意したいのが連絡の催促や、連続での問いかけ。相手から反応が来ない時に、心配になって状況を確認するのは、「常に連絡を返すように携帯をチェックしなければいけない」という時間を拘束する印象を与えかねません。本当に急ぎの用でもない限りは、相手から連絡が来なくても、我慢して待ちましょう。
また、自分の今日やったことや行ったところといった状況報告も、逐一報告されるとしつこい印象を受けます。多くても、相手に聞かれなければ1日1トピックと考えて、必要以上に情報を共有しあうことは求めないでください。彼女以外と過ごす時間も有意義に過ごせるようになることが大切です。
「今日は何してたの?」「誰と会ってたの?」「今週の予定は?」と聞かれるのは、何回か続くと重く感じられます。特に大きなトピックがないのに、いちいち今日のダイジェストを話すのは面倒ですし、お付き合いしているのなら特にやましいことがなく、お付き合いもしていないのなら、より一層のこと、誰と会っていたとしてもプライベートなことなので話す必要はありません。今週の予定だって、空いていたとして一人で過ごす時間にしたいということだって、十分にありえます。
彼女があなた以外と過ごす時間、あなたに見せない顔を持っているのは普通のことです。自分自身も、大学の友人に会う時間と高校の友人に会う時間、バイトの時間など、場所によって見せる顔は違いますよね?時には、それぞれの場所で会う人に別の場所で過ごす時間はあまり知られたくないということだってあります。彼女だって同じ。あくまで、自分と過ごす時間以外の彼女を、必要以蔵に知る必要がないというスタンスを持つようにしましょう。
お付き合いしている場合に気をつけたいのが愛情確認。好きであればあるほど心配になる気持ちはわかりますが、自分のことが好きか?と何回も聞かれれば聞かれるほど、女の子は重く感じます。子どもの時に朝身支度をしていると、親からあれは持った?これは大丈夫?と念には念をと朝の短時間のうちに親から何回か確認が入った経験、ありますよね。そんな時あなたは心の中で「だから持ったってば!大丈夫なのに!」と思ったはず。愛情表現だって同じです。何度も何度も口に出さなくても、わかっているはずなのについつい不安になって聞いてしまうもの。でも、普段の関係性を振り返れば、わかるはずです。
もし、本当に確認しないとわからないようなあまりいい関係性ではないのなら、むしろ一度関係性を見直した方がいいタイミングかもしれませんよ。相手に求めすぎるのではなく、自分と一緒にいてくれることの意味を見出すクセをつけることも、重い男にはならずに良好な関係を築くポイントです。
いつなんどきも、彼女との時間が第一優先!という方、少し考え方を見直した方がいいかもしれません。もちろん、彼女だって自分の時間を大切に思ってくれるのは嬉しいことですが、自分が会いたいといえばいつだって都合よく会ってくれるような人では、いいように使われてしまいますよ。さらに言えば、いつも自分が第一優先位している分、彼女だって第一優先にしてよ!と言ってしまうのはお門違い。それは愛情の押し付けです。会えない時間が愛を育むともいいますし、大切にすべきなのは「会った時間をどれだけ濃い時間にできるか」です。いつもダラダラと一緒にいるような関係をしているのなら、お互いへのありがたみも減り、自分自身何かを犠牲にしている感覚も芽生えてくるので、優しくできません。また、彼女以外に会う時間に知り合う人や、学びがあなたの男としての魅力をあげる時間にもなります。彼女以外と過ごす時間を充実させることが、巡り巡って彼女に対する愛情表現になるので、友人や自分だけの時間も大切にするようにしてください。
飲み会では連絡をする。派手な化粧はしない。週に一回は会う。など、カップルになると二人の中でのルールがあるという人は多いのではないでしょうか?もちろん、二人の合意の上で決めることですから一概に否定はしませんが、このルールが多くなると相手も自分自身の自由も奪うことになります。相手と気持ちよく過ごすために、時にルールは大切ですが、ルールを設定しなくても常識の範囲内で、お互いが気持ちよく過ごせることが本来あるべき姿。ルールという形で決めるのではなく、どんな二人の関係性が理想的なのか?を二人で語り合い、同じ理想形を思い描くことのほうが、自然とそれぞれの意思で行動が精査されていきます。なんでも抑圧の方向に考えるのではなく、いかに自由でいるためにどう行動すべきか?という視点を持つことが大切でしょう。ルールにすると、その行動が保たれているのかの確認が必要になりますが、自由意志であればそんな確認もしなくていいので、自分の気持ちとしても楽で入られますよ。
いかがでしたか?あなたは何個項目が当てはまったでしょうか?どの項目にも共通しているのは、すべてのベクトルが自分に向いているということ。相手を心配しているように見せかけて、自分に都合のいいような相手で居てほしい。という願望が感じられます。彼女はおもちゃではなく同じ人ですから、自分の思い通りになるものではありません。あくまで、所有物ではなく「パートナー」として、お互いを高め合い、励ましあえるよき理解者である人ということを忘れずに、相手を尊重した行動をとるようにしましょう。これを意識するだけでも、日々の行動の選択が変わるはず。行動に迷ったら、ここに立ち返ってそれは本当に相手のための行動なのか?と自問自答するようにしてくださいね。