異性との出会いの場には興味があっても、人見知りや異性を普段話す機会が多くない環境にいると、何を話したらいいのか…?と変に意識してしまうもの。期待して参加してみても、色々意識する中では結果的にいつもの自分ではいられず、会話が盛り上がらないうちに会が終わってしまうということもあるものです。そこで今回は、学生コンに参加する上でコレさえおさえておけば、今以上に会話を楽しめるポイントをいくつか紹介します。色々考えずに、まずはこれから紹介するポイントをおさえるだけで、今まで以上に会話を楽しめるので、一緒にポイントを確認していきましょう。
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「はじめまして」から始まる会話は、自分はもちろん相手も警戒しているもの。最初の段階でお互いの警戒心を解いて距離を縮めるには、名前やニックネームで声を掛け合うことが大切です。そっちは?あなたは?と声をかけられるより、◯◯ちゃんは?◯◯くんは?と言われる方が向き合ってくれている感じがして気持ちのいいものですよね。さらに、自分から名前で声をかけると、相手も名前で呼ぼうとしてくれるもの。自分の名前を覚えてもらうためにも、有効な方法なので印象をつけるためにも名前で呼びかけるようにしましょう。
誰かに話しかける状況になった時、あなたは知っている人と知らない人どちらに話しかけますか?もちろん、何かしらの理由がなければ知っている人に話しかけますよね。座席の指定がなくなるフリータイムでは、名前を覚えてもらっているということは、話しかけられやすいという点でも有利に働きます。自分から動くのももちろん大切ですが、少しの心がけでチャンスがやってくるのなら、試してみる価値はあるのではないでしょうか?「覚えてもらう」という視点で言うと、普段呼ばれているニックネームなどを最初に紹介すると、より印象に残りやすいのでオススメです。
学年が同じ、大学が近い、趣味が一緒、苦手なものが一緒…どんな些細なことでも構わないので、まずはお互いの共通項を見つけるようにしましょう。共通項さえ見つかれば、自然と会話を広げやすくなるもの。まずは、当たり障りのなく、共通項が見つかりやすそうな、通っている学校やサークル、バイトについて聞いてみてもいいかもしれません。服装や持っているもの、雰囲気にも共通項がある場合もあります。相手に不快感を与えない範囲で、服装のことなども質問してみるのもオススメです。いくつか質問しても共通項が見つからない!という場合にも焦らずに、知らないことを教えてもらうスタンスで一つのことを掘り下げて質問してみましょう。自分のことに興味を持ってもらって嫌な気がする人はいないですよね。もしくは、自分のことを少し話してみるのもオススメ。あくまで、相手がコミュニケーションに参加してくれることが大切なので、自分はこんなことをしているけど、経験ある?といった形で自慢話や武勇伝ではなく、相手を会話に巻き込む一つの手段として活用してみるといいでしょう。
質問をする時のポイントがまずは、考えずに答えられる質問から初めて、徐々に考えながら答える質問に移っていくというもの。例えばいきなり「どんな人がタイプ?」と質問しても、女子なら「優しい人」「頼れる人」のように漠然とした答えしか出てこず、会話を広げにくくなるもの。それなら質問を変えて、「がたいのいい人とスラっとした細身の人だとどっちがタイプ?」や「しっかりひっぱってくれる人が好き?それとも一緒に考えてくれる人が好き?」など自分が聞きたい選択肢やYesかNoで答えられる質問をすることで、より具体的な会話が楽しめます。YesかNoで答えられる質問であれば、「サークルに入っている?」や「バイトしている?」などが挙げられますね。特に選択肢を示す質問方法だと、話す内容が絞られているからこそ、「なんでそういう人が好きなの?」など具体的な内容を聞いても違和感なく理由を教えてもらえるので、話も広がりやすいですよね。
質問の項目を考える時に気をつけたいのは、どちらの選択肢が当てはまったとしても、ネガティブにならない選択肢にすること。例えば、先ほどの、「がたいのいい人orすらっとした細身の人」に関して言えば、どちらかを「デカイ人やヒョロヒョロの人」というような表現に変えてしまうと、途端に揶揄しているような表現になります。こういった表現を使うと、その気がなくても偏見のある人だと認識されてしまうので注意しましょう。
会話はコミュニケーションですから、自分ばかりにベクトルを向けるのではなく、相手が答えやすい質問か?も意識して質問するだけで気持ちのいいコミュニケーションがとれるようになります。会話を盛り上げるための些細な心がけですからぜひ実践してみてくださいね。
会話はもちろんですが、一緒になにかをすることも。そのなにかの中で自然と会話が生まれ、テーマにも困らないのでオススメ。例えば、ドリンクを一緒に選びに行くことや、食事を一緒に撮りに行くこと。とってきてあげるよ!というのも十分親切ですが、実際その間会話ができずに相手は待ちぼうけになりますし、限られた時間ももったいないです。「好きなものを知らないから一緒に選びに行こう」と誘えば、自然に食の好みの話にもなりますし、座った状態と立った状態では相手の印象もかなり違うものなので、フード、ドリンクを選ぶタイミングをうまく活用して相手をもっと知る時間にしてみてくださいね。
人に褒められて嫌な気持ちがする人はいないですよね。相手に気持ちよく話してもらうためにもすてきだと感じるところは口に出して褒めるようにしましょう。とはいえ、「◯◯がすてきだね」という褒め方は日本人にはなかなかはードルの高いもの。まずは異性として素敵か?という視点の褒め方よりも人として素敵、羨ましいといった視点で褒めるようにすると、伝えやすいもの。例えば、「身長が高くてすらっとしているのが羨ましい」や「よく笑う人は気持ちのいい時間にしてくれる、見習いたい」といった褒め方なら伝えやすいですよね。褒め方のポイントとしては、素敵だと思う部分がどう素敵なのか?というのを具体的に伝えること。具体的に伝えられると、より真実味も増しますし、気持ちが伝わりやすいです。
とはいえ、思ってもいないことを褒めるのは厳禁。適当な気持ちは相手にもバレてしまいます。例えば、服装が個性的な人ならあえて「そのファッション素敵だね!」と褒めると、「どこがいいと思った?」と深掘りされた時に困ってしまいますよね。それなら、「ファッションが好きな人って身なりに気を使ってて素敵だと思う!」など嘘のない範囲で褒めることで、ファッションセンスそのものの話ではなく、もっと広い視野で会話を広げることができます。もちろん、ダイレクトに笑顔が素敵だねと外国人のように褒めるのもOK。やりすぎると、キザな人やかいかぶってる人、人のことを観察しすぎる怖い人に見えてしまうので、あくまで自然にできる範囲で試してみてくださいね。
せっかく出会いの数が保証されている場所にきても、出会いの質を上げることができなければ、いい出会いにつながらない…といった結果になることもあります。自分が見つけられなかっただけで、実は自分にとって魅力的な人だった…!という出会いロスを起こさないよう、一つ一つの会話を大切にしていくようにしましょう。目の前の人がまったく興味のない人や手ごわい人だったとしても、本当に興味のある人と会話する時の訓練だと思えば楽しめるもの。あなたと誰が話しても楽しいと感じてもらえれば、自分がもっと話したいと思う人にも同じように楽しい!と思ってもらえるはずです。人見知りや緊張は訓練すれば慣れてくるもの。どうせできないと諦める前に一言でも多く話してみましょう!