気になる人ができても、どうアプローチしたらいいかわからない…。相手に対する好意をどう表現したら、ほどよく相手と近づけるんだろう…?と思ったことはありませんか?好きであればあるほど、友達なら普通にできていることも、ぎこちなくなってしまったり、気を回しすぎて何も伝えられなかったりするもの。今回は、そんなあなたにむけてさりげなく好意を伝える方法をお伝えしていきます。
小さなことに気が使える人は好印象なのは、友人でも同じもの。相手との距離感がまだ大きくあるようなら、まずは会話のきっかけに小さいことでもきちんと目をみてお礼を言うようにしましょう。小さなことでもお礼を言うようにすると、この人は自分のことをよく見てくれている人だな。と印象に残すことができます。
さらに、この時相手の名前もつけてお礼を言うと、対個人に対するお礼としてきちんと伝わりますし、自分の名前を呼ばれると自然と反応するものですから、きちんと二人の時間をとることができますよ。まずは二人の時間を10秒でもきちんと確保することで、コミュニケーションをとりやすくなります。さらにそこがきっかけで会話を作ることもできるので、積極的に会話を生むチャンスをつくっていってください。
あいさつやお礼でも会話量が増えると、その人のことが普段の生活でも目に入るようになるもの。まだ距離感があるようなら、自分の存在をしっかり相手に注意させるところから始めてみましょう。
男性には特に難しいことかもしれませんが、相手の些細な変化に気づいて褒めるということは、相手に自分の興度を伝える一番簡単な手立てです。褒められて嫌な気がする人はいないですから、何か気がついたらさりげなく褒めるようにしましょう。この時気をつけたいのは「褒め方」。あまりにわざとらしく褒めると、嘘っぽかったり逆に嫌味に感じられてしまうこともあるので、大げさにする必要はなく「かわいい」「きれい」「似合ってる」など、友人に変化があった時に伝えるシンプルな褒め言葉を伝えるようにしましょう。
1回で大きなリアクションを得ようとするのではなく、回数を重ねることで、よく見てくれている人という印象を残す方が好感度につながります。また、相手に変化がなく変化に対して褒めるところが見つからない場合は、普段から自分が相手に対していいなと思っている部分を褒めてみましょう。
この際に気をつけたいのは異性としての好意をあまり出しすぎないこと。あくまで、人として尊敬しているとかのほうが受け取り手のハードルも低く、重く捉えられずに済みます。例えば、普段何かに一生懸命な人なら、「その姿勢尊敬する、自分も頑張らないと」と言ってみる。いつも笑顔が素敵な人なら「いつも元気もらえる、ありがとう」と言ってみる。もちろん、お互いに意識しあっていることがなんとなくでもわかっている状態であれば、もっと攻めた褒め方をしても大丈夫ですが、まだこれから振り向かせないと…!という段階では、言葉の距離感を見定めながら、好意を伝えるようにしましょう。
相手と自然に話せる距離感になったら、会話の糸口を増やすために相手のすきなものに興味を持ちましょう。知ったかぶりをする必要はありません。知ったかぶりはむしろ相手に悪い印象を与える可能性があるので、少し前知識を入れて、わからないことや興味があることを質問していくといいでしょう。自分が好きなものに興味を持ってもらえることを嫌がる人はいませんし、二人の共通点を作る意味でも効果は大きいです。さらに何かイベントがあるものならば、その後デートにも誘いやすく、ネクストステップへのハードルを下げてくれますよ。
本当は全く興味がないのに話を合わせにいくとなると、ボロがでたり本当に好きなものだからこそ見破られてしまうことも多いので、あくまで大切なのは「心から興味を持つ」こと。もちろん、相手が一番熱を上げていることに興味を持つのが一番ではありますが、その人を形づくるものは一つではないはずですから、その中から自分が興味を持てるものを見つけて、話をふくらませるようにしてみましょう。
友達でも同じだとは思いますが、相手に自分や一部の人しか知らないプライベートな内容を話されると、グッと距離が縮まったように感じるもの。相手から話してもらうのはハードルが高いので、まずは自分から話してみましょう。内容はそんな重い相談にする必要はなく、家族や兄弟、地元の話、アルバイト先の話など、相手と普段触れ合わない一面が見えるものであれば意外性がありOKです。
さらに踏みこむなら、相談事があると話がはずみやすいですし、相手の考え方や思考の癖を探ることができます。相談事も同じように重いものは避け、例えば引っ越し先をどこにするか?進路をどうするか?など、あくまで自分で解決できる範囲の相談にすれば相手も答えやすく、誰かの悪口のように見えるリスクも負わずに済みます。
一通り自分の話をしたら、相手にも同じように質問をしてみましょう。自分が開示した分、相手も自分のことを開示してくれる可能性が高いです。
幾つかのポイントをお伝えしてきましたが、このポイント以外に困るポイントが出てきたときには、仲のいい異性の友人との普段の会話を思い出しましょう。その友人とどのように仲良くなったのか?普段何を話しているのか?は、会話のヒントになるはずです。たいていの場合、好きという気持ちが先行して考えすぎて行動できていないことがほとんど。もちろん人によって感じ方はさまざまなので、一概には言えませんが、自分の仲のいい友人が気持ち良く話してくれていることは、あなたが気になっている異性も同じように話してくれることでしょう。恋愛に話を持っていかなければ…!と躍起にならず、まずは「距離を縮める」というところを目標に、いつも通りの自分で話せる状況をつくってくださいね。